*所属については、インタビュー時点のものです。2017年の入社時、武田さんにスポットをあてて取材したものです。

2017年入社の新入社員

橋梁設計を基礎から勉強中!

田 知子

たけだ ちかこ

生産・技術部 設計グループ 設計1チーム


仕事への誘い(いざない)

私は2017年にMMBに入社した新入社員です。大学時代は地盤工学の研究室に所属していました。今は1年間の教育期間の3ヶ月目で、橋梁設計を基礎から勉強している真っ最中です。一日も早く一人前の技術者になれることを目指してがんばっています。川の多い広島に住んでいると、橋を渡らずに一日を過ごすことはあまりありません。でも、「この橋は誰が架けたんだろう?」など考えたこともありませんでした。MMBに入社して、先輩社員が一生懸命に取り組んでいる姿を見て、たくさんの人が思いを込めて架けていることが分かりました。私も先輩方のように、「この橋は私が設計したんだよ」と家族に誇れるような技術者になれるように、一生懸命がんばっていきたいと思っています。

武田さんに聞いてみました

入社してから現在の業務について教えてください。

入社後、最初の1ヶ月は新入社員研修でした。社内外でのビジネスマナー等の基本的な研修から、工場実習や、三菱重工の研修にも参加しました。現在は、職場の先輩社員の指導を受けながら実務も行っており、今後は架設現場での実習も予定されています。

MMBでは社会人、技術者としての基礎からしっかりとした教育があり、安心して働ける環境だと感じています。

学生時代の専門は橋梁ではないとお聞きしましたが、MMBを選んだ理由は何ですか? 

大学では土木工学を専攻していましたが、卒業論文のテーマは地盤工学に関するもので、橋梁については授業を受けた程度でした。MMBのことを知ったのは、大学の先生から『サンゴ増殖の研究開発』を行っている橋梁メーカーがあると聞き、興味をもったことがきっかけでした。もともと、実際にモノづくりをする会社で働きたかったこともありますし、それに学生時代から趣味で、スキューバダイビングをしていたんです!きっかけはサンゴでしたが、橋梁や沿岸構造物をはじめ、環境技術までも手がけるMMBに惹かれました。MMBのことはそれまで知らなかったのですが、こんな会社があったのか...と(笑)。

サンゴの増殖状況を調査しました!


入社して感じた「MMBのここが魅力!」は何ですか?

一言で言うと、『風通しが良い社風』だと思います。初めにそれを感じたのは、会社のお花見に参加した時に社長が気さくに話しかけてくださったことです。また、私がサンゴに興味を持っていることを入社時の自己紹介で話したのですが、入社2ヶ月後にはサンゴに関する業務で沖縄出張に行かせていただきました。こんなに早くサンゴの業務に関われるとは思ってもいませんでしたし、やりたいことを実現させてくれるというのは本当だったのだと驚いています。これも社員の声に耳を傾けてくれる風通しの良い企業風土があるからだと思います。入社して約1ヶ月後、大学の友人に会う機会があったのですが、「私の会社はとても良い会社だよ!」と言っている自分がいて、MMBに入社して本当に良かったなと改めて感じています。

   調査の後、関係者で記念撮影!


アフターファイブや休日の過ごし方について教えてください。

職場では時々飲み会があって、アフターファイブを楽しんでいます。おかげで先輩のことも知ることができましたし、コミュニケーションもちゃんと取れてるなって実感しています。休日は友人とお買い物をして過ごすことが多いですね。MMBはゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始の休暇のほかに、夏休みもあって、大型連休がしっかり計画されているので、趣味のスキューバダイビングにも行きたいです。


将来はどんな技術者になりたいですか?

毎日のように利用する橋ですが、「この橋は誰が架けたんだろう?」って考えたこともありませんでした。MMBに入社してたくさんの人が色々な思いを込めて架けていることがわかりました。だから、人と人をつなぐどこか暖かい構造物なんだなぁと思っています。先輩社員から自分が担当した橋を家族で渡りに行った話をよく聞きますが、私も「この橋は私が設計したんだよ!」って家族に誇れるような仕事ができる技術者になりたいと思っています。男性が多い業界ですが、それぞれの良いところを活かして業界全体を盛り上げていけるといいなと思っています。

就職活動をしている学生さんへメッセージをお願いします。

学生時代の私は、構造力学があまり得意ではありませんでしたが、橋の設計では絶対に必要な知識ですし、先輩の指導で実務をするうちに自然と理解できるようになりました。敬遠していたことも「やってみたら意外にできた!」っていうことはたくさんあると思うんです。だから今、得意な分野から就職先を探すのではなくて、やりたいことにチャレンジすれば出会いの幅が広がると思います。